顔の周りを飛んでいる蚊を見失った。こうなるともう、蚊がいま自分の身体のどこかを刺しているのかもしれないというぼんやりとした不安を抱えながら、どうかどこかに行っていて欲しいと祈ることしかできなくなる。数分経って、顔の一部が少し痺れて皮膚の感…
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