洗顔の泡が鼻に入り、鼻腔粘膜が焼ける。まだ起きて一時間も経っていないのに、今日の一日が鼻のむずむずとした感覚に塗り込められることが決定する。それからこの身体は、鼻から水を流し続け、息を吸うたびにくしゃみをし続けた。全く支配の及ばないこの身…
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